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 これまで、一日あたりのエネルギー所要量は、基礎代謝やそれぞれの生活活動について、マスク等の器具を装着し個々に測定した結果から、推定してきました。つまり、「日常に近い状態で1日以上にわたって連続的に測定した結果」に基づいたものではありません。そこで、当研究所では、以下に述べる「24時間代謝測定室」と「二重標識水」を用いてエネルギー消費量を推定し、エネルギー所要量策定の基礎資料を提供していきます。

また、

  • 肥満ややせにおけるエネルギー消費量の関与
  • 食生活の内容が変化した時、例えば食事構成(糖質、脂質、たんぱく質など)が変わった時に生ずるエネルギー代謝の変動

などについても検討していく予定です。

<24時間代謝測定室(ヒューマンカロリメーター)>

 被験者は、6畳程度の室内で生活します。その間の酸素濃度と二酸化炭素濃度の変化から、一日あたりのエネルギー消費量や、安静時、睡眠時のエネルギー消費量を正確に推定することができます。利用されたエネルギー基質(糖質、脂質、たんぱく質)を推定することも可能です。

  • 今までの方法より正確で、
  • マスク等をつける必要がなく、
  • 長時間(24時間以上)にわたる連続的な測定が可能である

ことが、この方法の主なメリットです。

ヒューマンカロリメーター外観 ヒューマンカロリメーター室内


<二重標識水(doubly labeled water:DLW)>

 人体にとって無害な水素と酸素の安定同位体が含まれた水を飲み、約2週間にわたり尿中へ安定同位体が排泄される経過を観察・測定することによって、その間のエネルギー消費量が正確に推定できます。マスク等をつけたり、何らかの制約を受けたりすることなく、いつも通りに生活をすることが可能です。したがって、その人の日常生活における平均エネルギー消費量を推定することができるわけです。

<被験者募集について>

上記の方法を利用したエネルギー消費量測定実験の被験者を、随時募集しています。実験によって性別・年齢などの条件がありますが、関心のある方は、下記までご連絡ください。


健康増進研究部 運動生理・指導研究室長 田中茂穂  Tel 03-3203-5603  tanakas@nih.go.jp

 
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2002年7月17日更新