2011年11月

  1. 新聞・テレビ等
  2. 論文発表
    ウイルス第二部
    (外国論文)
    • 加藤孝宣 他9名
      Okamoto Y, Masaki T, Murayama A, Munakata T, Nomoto A, Nakamoto S, Yokosuka O, Watanabe H, Wakita T, Kato T.
      Development of recombinant hepatitis C virus with NS5A from strains of genotypes 1 and 2.
      Biochem Biophys Res Commun 8;410(3):404-9, 2011.
      <最近C型肝炎ウイルスの非構造蛋白質NS5Aを標的とした薬剤BMS-790052が開発された.そこで,このNS5A阻害剤に対する感受性評価のため,培養細胞内で増殖複製が可能なJFH-1株のNS5AをH77株(1a型),Con1株(1b型),J6CF株(2a型),MA株(2b型)のNS5Aに置き換えたキメラウイルスを用い, NS5A阻害剤に対する感受性の違いを評価した.その結果,感受性は株によって異なり,遺伝子型1のNS5Aを用いたキメラウイルスでは高い感受性が,遺伝子型2のNS5Aを用いたキメラウイルスでは低い感受性が観察された.>
      対応区分:記載事項のみ

    • 加藤孝宣 他15名
      Saeed M, Shiina M, Date T, Akazawa D, Watanabe N, Murayama A, Suzuki T, Watanabe H, Hiraga N, Imamura M, Chayama K, Choi Y, Krawczynski K, Liang TJ, Wakita T, Kato T.
      In vivo adaptation of hepatitis C virus in chimpanzees for efficient virus production and evasion of apoptosis.
      Hepatology 54(2):425-33, 2011.
      <HCV JFH-1株のチンパンジー感染実験において,遷延感染時に分離された株がHCVのライフサイクルと宿主細胞に与える影響を検討し,このウイルスの持続感染機序の解明を試みた.その結果,遷延感染したチンパンジーから得られた変異株は,培養細胞内では増殖効率は低いがウイルス粒子生成効率が高く,その結果多くの細胞に広がることが可能であった.さらにこの変異株はサイトカインにより誘導されるアポトーシスの抑制作用を持ち,これらの機能がHCVの慢性感染の成立に関わっている可能性が示唆された.>
      対応区分:記載事項のみ

    • 有田峰太郎 他3名
      Arita M., Iwai M., Wakita T., Shimizu H.
      Development of poliovirus neutralization test with poliovirus pseudovirus for measurement of neutralizing antibody titer in human serum.
      Clinical and Vaccine Immunology, 18: 1889-1894, 2011
      <1, 2, 3型のポリオウイルス擬似ウイルスを用いて、ヒト血清中の抗ポリオウイルス中和抗体価の新規測定法を開発した。本方法により、従来法と比べて非常に少ない血清量(25 ul)から、2日間で血清中の中和抗体価を測定することが可能となった。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • 吉田 弘 他15名
      Tao Z, Wang H, Li Y, Xu A, Zhang Y, Song L, Yoshida H, Xu Q, Yang J, Zhang Y, Liu Y, Feng L, Xu W.
      Environmental surveillance and sequence analysis reveal co-circulation of two transmission chains of echovirus 6 in Jinan city, China. Appl Environ Microbiol. 77;3786-3792, 2011
      <2010年に分離された中国山東省下水由来エコ-ウイルス6型、2系統の進化速度および分岐年代をベイズ法により調べたところ、進化速度は7.047x10-3塩基置換/年と推定され、同地域では2003年と1992年頃に分岐して現れたと推定された。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    (国内論文)
    • 清水博之
      ポリオ. 綜合臨牀 60: 2225-2232, 2011
      <不活化ポリオワクチン導入の問題点について解説した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • 清水博之
      Sabin株由来不活化ポリオワクチン開発の必要性と問題点.
      Bio Clinica 26: 19-23, 2011
      <Sabin株由来不活化ポリオワクチン開発の現状と問題点について解説した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • ナイーム アシフ、清水博之
      ヒトカルジオウイルス感染症. 臨床とウイルス 39: 132-138, 2011
      <ヒトカルジオウイルスSaffold virusの発見と研究の現状について解説した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    生物活性物質部
    (外国論文)
    • 金城雄樹 外9名
      Girardi E, Yu ED, Li Y, Tarumoto N, Pei B, Wang J, Illarionov PA, Kinjo Y, Kronenberg M, Zajonc DM.
      Unique Interplay between Sugar and Lipid in Determining the Antigenic Potency of Bacterial Antigens for NKT Cells. PLoS Biol. 9:e1001189, 2011.
      < NKT細胞のT細胞抗原受容体刺激の強度を規定する細菌糖脂質の糖と脂質の構造について、X線結晶構造解析等から得られた結果を報告した。>
      対応の区分:掲載事項のみ


  3. 学会・講演等
    ウイルス第一部
    (国内学会)
    • 西條政幸
      ヘルペスウイルスの中枢神経感染症
      第16回日本神経感染症学会学術集会学術総合センター,東京,2011年11月

    • 中道一生,林昌宏,倉根一郎,西條政幸
      進行性多巣性白質脳症患者の脳脊髄液中に出現するJCポリオーマウイルスゲノムの転写調節領域における変異パターンの解析
      第16回日本神経感染症学会学術集会学術総合センター,東京,2011年11月

    • 直井為任,森田光哉,齊藤寛大,嶋崎晴雄,藤本健一,中道一生,中野今治
      髄液PCR陰性であったが脳生検で確定診断した進行性多巣性白質脳症の1例
      第16回日本神経感染症学会学術集会学術総合センター,東京,2012年11月

    ウイルス第二部
    (国際学会)
    • Shimizu H.
      Hand,foot,and mouth disease outbreaks in the Asia-Pacific region.
      Pasteur Institute in Ho Chi Minh City 120 Years for Control and Prevention of Communicable Diseases, Ho Chi Minh City, Nov 17, 2011
      <アジア太平洋地域における最近の手足口病流行について解説した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • Shimizu H.
      PSGL-1-dependent and -independent replication of enterovirus 71.
      The 1st International Symposium of Vaccine Development against Human Hand-Foot-and-Mouth Diseases. ZhuNan, Taiwan. Sept. 4, 2011
      <PSGL-1依存性・非依存性EV71増殖機構に関する研究>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • Yorihiro Nishimura, Takaji Wakita, and Hiroyuki Shimizu
      Analysis of amino acid determinants of enterovirus 71 responsible for the PSGL-1-binding phenotype, IUMS 2011 Sapporo
      平成23年9月15日、札幌市
      <エンテロウイルス71と受容体PSGL-1の結合性を規定する、ウイルスキャプシドアミノ酸を同定した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • Asif N, Hosomi T, Nishimura Y, Alam MM,Oka T, Zaidi S, Shimizu H
      Comprehensive full length sequence analysis of saffold viruses: Reevaluating classification.
      XV International Congress of Virology
      Sapporo, Sept. 2011
      <Saffold virusの全遺伝子解析による遺伝子型分類の再考>
      対応の区分:掲載事項のみ

    (国内学会)
    • 西村順裕
      Studies on the infection mechanism of enterovirus 71
      第59回日本ウイルス学会学術集会 平成23年度杉浦奨励賞受賞講演
      平成23年9月11日、札幌市
      <エンテロウイルス71の受容体PSGL-1の同定、機能解析について講演した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    (講演)
    • 西村順裕
      「手足口病をおこすエンテロウイルスの感染機構」
      日本ウイルス学会北海道支部
       第45回 夏季シンポジウム 特別講演
      平成23年7月24日、登別市
      <エンテロウイルスの感染機構および手足口病について講演した>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • 西村順裕
      「手足口病をおこすエンテロウイルスと受容体PSGL-1のふれあい」
      大阪大学微生物病研究所 微研セミナー
      平成23年10月27日、吹田市
      <手足口病をおこすエンテロウイルス71が、どのように受容体PSGL-1と相互作用しているのか、解説した>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • 清水博之
      「不活化ポリオワクチン」
      平成23年度 感染症危機管理研修会
      10月13日, 2011、東京
      <不活化ポリオワクチン移行期における問題点について解説した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • 清水博之
      「エンテロウイルス感染症の現状とポリオワクチンについて」
      愛知県小児科医会
      9月25日, 2011、弥富市
      <手足口病流行の現状と不活化ポリオワクチン移行期の問題点について解説した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    生物活性物質部
    (国内学会)
    • 田辺公一, 大野秀明, 梅山 隆, 山越 智, 宮崎義継 外1名
      田辺公一, 大野秀明, 梅山 隆, 山越 智, 知花博治, 宮崎義継.
      Candida glabrata臨床分離株におけるキャンディン感受性とFKS遺伝子の解析.
      真菌分子細胞研究会. 11月12-13日, 2011年, 香川.
      <ミカファンギン耐性Candida glabrataの遺伝子解析について発表した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • 田辺公一, 大野秀明, 宮崎義継 外4名
      名木 稔, 田辺公一, 中山浩伸, 知花博治, 梶原 将, 大野秀明, 宮崎義継.
      病原真菌Candida glabrataの細胞外ステロール獲得機構の解明.
      真菌分子細胞研究会. 11月12-13日, 2011年, 香川.
      < Candida glabrataの細胞外ステロール取り込み活性化機構について発表した。>
      対応の区分:掲載事項のみ

    • 大川原明子, 金城雄樹 外2名
      樽本憲人, 大川原明子, 上野圭吾, 金城雄樹.
      iNKT細胞の活性化による真菌感染の致死的病態の解析.
      第40回日本免疫学会学術総会.
      11月27-29日, 2011年, 千葉.
      <カンジダ感染初期のiNKT細胞活性化によって産生されるサイトカインが、致死的な真菌感染の増悪をもたらすという研究結果について発表した。>
      対応の区分:掲載事項のみ


  4. 書物等

総務部