国立感染症研究所ホームページ

村山庁舎・共通機器

平成23年3月31日
ウイルス3部3室 
担当者 加藤 篤(内線 3530)
 

共通機器室は、研究の一層の充実と一部の検定作業のために、共通機器および共用機器の利用を円滑に行う事を目的として、村山庁舎6号棟1階に設置されております。本機器室は、フローサイトメーター、質量分析装置、各種顕微鏡などの機器類を複数有しており多くの皆様にご利用いただけるように供しております。 機器の概要につきましては以下の説明をご参考下さい。また新規ご利用の際には機器の担当者にお問い合わせの上、ユーザー登録して頂くようお願い申し上げます。本実験室はBSL2実験室となっています。BSL3レベルの試料についてはお取り扱いできません。部屋と各機器のルールを守り利用者が気持ち良くお使いいただけるようご協力お願い申し上げます。

 
 

装置一覧


機器詳細一覧

@Carl Zeiss LSM510(共焦点レーザー顕微鏡)
高解像度のイメージと三次元情報の再構築が可能な共焦点顕微鏡。焦点距離が一点に集約されない厚い試料であってもボケのない像を得られ。イメージは微小なポイント(焦点)毎に撮られ、それをコンピュータで再構成して全体の画像が得られる。マルチカラー対応機種。3D画像作成、時系列画像、フォトブリーチングなどの基本的機能を備えている。光学レンズのよさには定評がある。
(担当:血液安全 笠井)




 

AOLYMPUS FLUOVIEW FV1000-D(共焦点レーザー顕微鏡)
本機は@の機能に加え顕微鏡用培養装置、フォーカス補正装置が設置され長時間の共焦点タイムラプス観察が可能である。さらにイメージング用と光刺激用の2台のスキャナを装備しており、FRAP,FLIP, photoactivation,photoconversionなど多様なバイオイメージングのアプリケーションが使用可能になっている。 (担当:感染病理 鈴木)







 

BEPICS ELITE(フローサイトメトリー)
流液中の細胞等にレーザー光を照射し、発生する前方散乱光と側方散乱光、4種類の蛍光を同時に検出できる。この装置により、蛍光抗体を用いて染色した細胞の解析や細胞周期の解析、さらに目的細胞の分取などが可能である。
(担当:動物管理 網)


 





 

CFACS Canto U(フローサイトメトリー)
3レーザー8蛍光パラメータであるため多くの表面マーカー等の染め分けが一度に可能。またスタートアップサンプルロード洗浄が自動化されている。蛍光漏れこみ補正を自動化でできるため少量のサンプルでも測定が可能となっている。

(担当:インフルエンザセンター 相内)









D FACS Calibur(フローサイトメトリー)
本機は細胞一個一個の相対的大きさや形状、内部構造の違いを解析でき、細胞を蛍光標識することによって、細胞の同定や細胞群を構成する種々の細胞の存在比を解析できる。 また、DNAや蛋白質、カルシウムなどを定量的に染色するいくつかの蛍光色素を用いることによって、細胞内での存在比を解析することも可能である。 (担当:ウイルス2 西村)


 

 

E Fluoroskan Ascent FL(蛍光プレートリーダー)
マルチプレート用蛍光・発光測定装置。蛍光・発光の両測定法に対応し、ディスペンサー(分注機)、撹拌機能,インキュベーター(室温+3〜45C)機能を装備している。本機は、 マルチウエルプレート(1〜384ウエル,テラサキプレートが使用可能)に対応し、1プレートあたり最大3500ポイント測定が可能。ただし蛍光及び発光の感度は専用機に比べて感度が落ちる。
(担当:エイズ 鈴木)


 

FBIAcore Flexchip
表面プラズモン共鳴(Surface Plasmon Resonance: SPR)装置の一種である。分子間相互作用の反応結合量、結合の強弱、結合定数、解離定数の測定がノンラベルかつリアルタイムで測定できる。例えば、免疫応答・シグナル伝達、タンパク質・核酸など様々な物質間の相互作用の研究に有力に応用が可能。Biacore Flexchipは、同じくSPR装置であるBiacore 2000とはアプリケーションや仕様が大きく異なる。Biacore Flexchipは最大400の分子間相互作用を同時にモニタリングできるという特徴を持つ。
(担当:ウイルス2部 白土)
 

GAFFYMETRIX 428(マイクロアレイリーダー)
マイクロアレイヤーによって作成されたマイクロアレイを解析するイメージング装置。内部に蛍光標識を励起させる光源と、放射光を撮影するCCDカメラが内蔵されている。
(担当:細菌第2 岩城)









 

H BIACORE2000(分子間相互作用解析機)
表面プラズモン共鳴(SPR)シグナルを用いて、非標識状態でリアルタイムに生体分子間の相互作用を計測する装置である。結合の平衡値(Kd)だけでなく、結合反応の速度定数(ka)や解離反応の速度定数(kd)を求めることができるため、厳密な速度反応解析が可能である。測定分子は精製されている必要はない。細胞、蛋白質、ペプチド、核酸、糖質、脂質などの分析ができる。Biacore 2000が扱える検体数は4検体と限られているものの、結合量の評価に長けている。
(担当:細菌第2 岩城)

 

I ABI Prism7700(TaqMan PCR Sequencer Detector)
本装置はPCR法を利用した遺伝子の発現量を信頼性よく定量できる装置である。 PCRの各サイクルにおける標的遺伝子の増幅率を直接、蛍光強度の増加率として測定し、解析・定量を行う。この装置で定量を行なうと、相対的発現量の2量の差を検出することが可能である。結果を得られるまでの時間は約3時間と早く、一度に96サンプルが測定できる。
(担当:ウイルス3 加藤)



 

J LCQ DCA XP(質量分析装置)
主にペプチド、蛋白質の分析に用いる。MSn測定(MS/MSなど)で得られたペプチド情報をゲノムデータベース上のアミノ酸配列情報と照合し、該当する蛋白を推定する。複数蛋白の同時検索も可能である。
(担当:細菌第2 佐々木)

 


 

  

K Waters2690 (HPLC)
高速液体クロマトグラフィー(HPLC: High Performance Liquid Chromatography) は、有機化合物やタンパク質を分離・分析することを目的として代表的に用いられる装置である。カラムに水や有機溶媒などの液体を流しながら、カラムとサンプルとの相互作用を利用して高分解能に分離し、それを定量する。高圧に対応できるポンプや配管などで構成され、微量分析に対応する高感度の検出器をそなえていている。
(担当:血液安全 矢野)



 

LICP発光分光分析装置/Optima7300DV (ICP:原子発光度計)
本機は、無機分析に利用する。サンプルを励起し、基底状態に戻る際の発光スペクトルから元素の同定・定量を行う機器である。原子吸光法と異なり、一度に多種の元素を分析することができる。
(担当:血液安全 矢野)


 







機器配置図